C言語基礎知識46(C言語で単純移動平均)

1.目的

C言語で単純移動平均を行う

1.目的
2.単純移動平均とは
3.プログラムの作成(移動平均)
関連記事

2.単純移動平均とは

・直近の n 個のデータの重み付けのない単純な平均。

・例えば、10日間の終値の単純移動平均とは、直近の10日間の終値の平均である。

参考：移動平均 - Wikipedia

移動平均の利点:

ノイズや一時的な変動を減らし、データの本質的な傾向が分かる。
株価分析、気象データ、売上予測など、様々な分野で使用される。

3.プログラムの作成(移動平均)

・5データ入力し、その平均を出力する処理

#include <stdio.h>
#define DATA_NUM 5

void Ave(int data[DATA_NUM]){
    int sum = 0;
    int ans = 0;
    
    for(int i = 0;i<DATA_NUM;i++){  ///<データ数分ループ
        sum += data[i];             ///<全てのデータを加算
    }
    ans = sum / DATA_NUM;           ///<平均算出
    printf("移動平均結果=%d\n",ans);
}


int main(void){
    // Your code here!
    int data[DATA_NUM] = {0};
    
    for(int i=0;i<DATA_NUM;i++){    ///<データ数分ループ    
        scanf("%d",&data[i]);       ///<データ入力
        printf("入力値：%d\n",data[i]);///<入力値確認
    }
    Ave(data);                      ///<移動平均出力
}