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エンジニアの勉強ブログ

C言語基礎知識13(アドレスとは:ポインタの予備知識)

アドレスとは

1.目的

  • アドレスについて理解する。

目次

2.PCの五大装置

 PCは、制御装置、演算装置、記憶装置、入力装置、出力装置に分かれている。
 その中で、記憶装置は、プログラムやデータを記憶する装置である。
 記憶装置は主記憶装置と、補助記憶装置に分かれる。

3.主記憶装置(メモリなど)と補助記憶装置

 主記憶装置(メモリなど)
  ・動作するために必要なプログラムやデータを一時的に記憶する。
  ・PCの電源を切ると、その内容は消える。
  ・CPUから直接アクセスできる記憶装置
  ・PCやスマホを購入する際に、カタログにメモリサイズが記載されている。
   あのメモリサイズは、この主記憶装置を指している。
  ・コンピュータ処理には、こちらが主に使用される。

 

 補助記憶装置
  ・長期に渡りプログラムやデータを記憶する。
  ・PCの電源を切っても、その内容は消えない。
  ・HDDやSSDUSBメモリなど

 

4.アドレスとは

・主記憶装置には、様々なデータが記憶される。
・そのデータを参照するために、一定の区画が用意されている。
・区画ごとに番号が割り振られている。
・メモリ上の区画の位置を示すものをアドレス(又は番地)という。
・基本的には1byteごとに番号が振られ、16進数で表記される。
・アドレスを参照することにより、その中のデータの取得や、命令の実行などができる。

 

5.アドレス空間とは

・ハードウェアやソフトウェアから参照し、データの読み出しや書き込みができるメモリ領域のこと。
・アドレスとして利用出来るメモリ領域
・この領域にデータを書き込んだり、読み込んだりする。

 

6.最低限理解すること。

・プログラムなどの処理を行う場合、一時的な記憶をする主記憶装置(メモリ)が重要。
・メモリは、一定区間が用意されており、そこに番号が付いている。
・その中でも、データの読み書きが出来る所がアドレス空間という。
・この番号(アドレス、番地)を使って、メモリにアクセスする。

 

参考サイト:

【C言語】ポインタを初心者向けに分かりやすく解説 | だえうホームページ

Insider's Computer Dictionary:アドレス空間 とは? - @IT

主記憶装置(メモリ)とは?基本情報技術者試験の重要用語解説!

5. メモリ空間

“64ビット”になって何が変わるのか?「インテル64テクノロジー」の仕組みとメリット | 日経クロステック(xTECH)

参考本:

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年 [ きたみりゅうじ ]

 

※上記サイトなど含めてみれば、アドレスについては分かると思うが。

 PCがどのようにデータを処理しているかを理解していると、

 アドレスなどの概念も理解しやすい。

 その為、基本情報技術者の本を見てみると、イメージがつきやすいかも。

 

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