DFplayerの使い方(抵抗接続で使用する)
DFPlayer Miniは、ArduinoやRaspberry Piなどのマイコンボードで使用できる、小型のMP3プレイヤーモジュールです。
手軽に音楽再生を行うことができるため、DIYプロジェクトやプロトタイプ製作などで広く利用されています。
しかし、初めて使用する場合には設定や接続方法などがわかりにくいことがあります。そこで、この記事ではDFPlayer Miniの基本的な使い方について解説します。
DIYプロジェクトに挑戦する際には、ぜひ参考にしてください。
・目次
1.目的
・DFplayerを抵抗とスイッチだけで実装し動作させる。
動画:
DFplayerについて:DFplayer使い方メモ - Project_OKI’s diary
2. 使用部品
個数 | 部品名 | 型番 |
---|---|---|
2 | ワニ口クリップコード付き(電源接続用) | MC-761 |
1 | 5V電源 | |
複数 | ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス) | B094ML2RLP |
1 | ブレッドボード | LEOBROJP043 |
1 | XHコネクタ ベース付ポスト トップ型 2P | B2B-XH-A(LF) |
1 | スピーカ(8Ω、8W) | F00805 |
※電源は5Vの手持ちの電源を使用した。
持っていない場合は、作成するか。
電池ボックス単三×4本のものを購入するして使用代用可能。
→電池ボックス 単3×4本 リード線: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
※XHコネクタはスピーカ接続用に使用。
回路とは別にmicroSD及びmicroSDを書き込むPCや変換が必要
microSD:マイクロsdカード 32GB SDカード マイクロSDカード 高速Class10 UHS-I U3
これを使用し、PCにmicroSDを接続し、再生する音楽ファイルを書き込む。
32GBまでのマイクロSDに対応している。
3.DFplayerの接続回路
回路については、DFplayerのデータシートに記載。
データシート:https://akizukidenshi.com/download/ds/dfrobot/DFPlayer_Mini_Manual.pdf
下記回路図のNext、Pre部分のみ実装
※DFplayerデータシートより記載
※DFplayerを動作させた場合、初期の設定音量がMAXの為、音量が大きいので
注意が必要。
初期で、MAXにしないためには、プログラムで設定又は、パワーアンプを入れて音量制御できるように必要がある。
4.DFplayerの使い方(抵抗接続と機能)
DFPlayerは、マイコンを使用しなくても、抵抗を接続するだけで使用できる。
Pin1に電源VCC(5V)
Pin12とPin13に抵抗を接続
Pin6とPin8にスピーカを接続
Pin10にGNDを接続
このPin12とPin13に接続する抵抗の抵抗値によって、動作が変わる。
下記データシート部分を参照
・キーによる動作説明
5.関連記事
・STM32マイコン17(DFplayer miniの使い方:回路設計編) - Project_OKI’s diary
→UART通信で行う為の回路
・STM32マイコン18(DFplayer miniの使い方:プログラミング) - Project_OKI’s diary
→UART通信で行う為のSTM32のプログラム
・STM32マイコン21(DFplayer関数作成) - Project_OKI’s diary
参考
・マイコンの実験:MP3Player miniモジュールの実験
・シリアル通信で制御可能なMP3プレーヤー Grove MP3 DFPlayer KT403A
サンプルプログラム:010937 サンプルプログラムとプログラミングコード - Google ドライブ
DFplayerデータシート参考:
http://www.ne.jp/asahi/o-family/extdisk/MP3module/KT403A_DatasheetJP.pdf
シリアル通信で制御可能なMP3プレーヤー Grove MP3 DFPlayer KT403A